こんにちは、USCPAを3年以内に取りたいなぁと、ぼんやり考えているおさです。本記事では、⑴COUNT関数の機能概要、⑵使い方、⑶具体例、⑷詳細な解説、について解説しています。また最後には、おさとエクセル第七回のレッスン動画「COUNT関数の使い方(基本)」のダイジェストも掲載しています。
⑴ COUNT関数の機能
COUNT関数は、選択したセル範囲に何個の数値データが含まれているか、そのセルの数を数えてくれる数です。下の写真のように、数値データの個数を数えます。
⑵ COUNT関数の使い方(引数の指定)
=COUNT(値1, [値2],…)
「値」に何を入力すればいいかというと、文字列データ、数値データ、空白等を含む「セル範囲」を入力しましょう。もちろん、一つのセル(=COUNT(A1))だったり、引数に手入力した数値(=COUNT(1))等を指定することも可能ですが、一般的な使い方としては、セル範囲を選択する(=COUNT(A1:B9))のがふつうです。
⑶ COUNT関数の使用例
会社で事務処理などを行う方のなかには、入金データが管理されているエクセルファイルを開く方も多いことでしょう。入金データを取り扱うエクセルファイルでは、入金済のデータ件数がいくつあって、未入金のデータ件数がいくつあるか、パッと視覚化できると便利ですよね。入金済のデータが何件あるかを調べるためには、数値を含むセルの数を数えるCOUNT関数が便利です。なお、未入金のデータ件数を調べるためには、本記事で学ぶCOUNT関数と次記事で学ぶCOUNTA関数を組み合わせて算出するのが一般的です。この記事では、入金済のデータ件数を調べる方法をご紹介していきましょう。
ちゃんと未入金のデータはカウントせずに、数値が入力されたセルの個数だけを返してくれていますね。かしこい!
⑷ COUNT関数の詳細な解説
Microsoft社のCOUNT関数ヘルプページでは、COUNT関数の引数指定において、計算の対象に含まれるもの、計算の対象から外れるものを詳細に定義しています。以下、引用です。自分で計算実行した結果が「なんか変だなぁ」と思ったら、こちらを確認するといいですね!
- 引数が数値、日付、または数値を表す文字列 (たとえば、”1″ のように引用符で囲まれた数値) の場合、計算の対象となります。
- 引数として指定した論理値、および数値を表す文字列が計算の対象となります。
- 引数がエラー値、または数値に変換できない文字列の場合は、計算の対象にはなりません。
- 引数が配列または参照の場合、その中に含まれる数値だけが計算の対象となります。
- 空白セル、論理値、文字列、またはエラー値は計算の対象にはなりません。
- 論理値、文字列、またはエラー値の個数を数える場合は、COUNTA 関数を使用します。
- 特定の条件を満たす数値だけを計算の対象とする場合は、COUNTIF 関数または COUNTIFS 関数を使用します。
最後の二項目については、以下の二つの記事をご参照ください。
⑸ まとめ
COUNT関数は「数値データが入ったセルだけを数える」これだけはしっかり覚えておきましょう。選択したセル範囲内に、文字列データや空白などがある場合にどうなるか気になる方は、以下の動画から確認してください。
関連動画:COUNT関数について
関数の説明って、読むと眠くなりませんか?あたまに全然入ってこない。そんなときは、おさとエクセルのレッスン動画で楽しくあたまに入れましょう。社内だとYouTube見れないと思うので、そんな方のためにも記事で動画のダイジェストを。第七回は「COUNT関数の使い方(基本)」と題したビデオでしたね。サクッと見てみましょう!
1. COUNT関数の機能について(00:24)
イントロもほどほどに、いきなり機能の説明に入りました。動画編集力で勝負というよりも、聞き手の時間投資を少なく、かつをコンテンツを明瞭につくることだけ意識してつくりました!もっとユーモアあって、のんびりしてる方がみんな好きなのかな?
2. 数値データ以外のデータだとどうなるか?(01:05)
数値を空白に変えたり、アルファベットとか平仮名に変えてみたり、いろいろ試してCOUNT関数がどう値を返すか調べてみました。やっぱり数値データだけにしか反応しません。バグなし。あたりまえやけど。
全編動画はお家でじっくり確認!
サムネイル、自分で見ると恥ずかし。どうぞご覧あれ。
次回は「おさとエクセル【#008】COUNTA関数の使い方(基本)」と題したビデオのダイジェスト版を配信予定です。お楽しみに。へばな〜!