エクセルのCOUNTIF(カウントイフ)関数の使い方

こんにちは、おさです。「明日の会議資料を作るために、エクセルでのデータ集計を一刻も早く終えなきゃ・・。」こんな場面が来る前に、日々の業務でよく用いる統計関数、COUNTIF(カウントイフ)関数をマスターしましょう。

エクセル業務をしていると、ある検索条件を基準として、条件に該当するデータを含むセルの個数を数えたい時が必ずやってきます。本記事ではそんなときに役立つ関数のひとつ、COUNTIF関数について、⑴概要、⑵使い方、⑶具体例、⑷まとめを記載しています。

⑴ COUNTIF関数の機能

COUNTIF関数は、選択したセル範囲のうち、検索条件に一致するセルの個数を返してくれる関数です。ただし、指定できる検索条件は一つだけです。なお、検索条件を複数指定したい場合は、COUNTIFS(カウントイフス)関数を用いるようにしましょう。

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⑵ COUNTIF関数の使い方(引数の指定)

=COUNTIF(セル範囲, 検索条件)

「セル範囲」には、検索条件を適用させてスクリーニングをかけたいセル範囲を指定しましょう。「検索条件」には数値・式・文字列などを指定します。なお式や文字列を検索条件として利用するときは、ダブルクォーテションマーク「”」で囲うように記入します。例えば、「=COUNTIF(A1:A9,”<>100″)」や「=COUNTIF(A1:A9,”おさ”)」のように書きます。こちらの例に出てきた検索条件「”<>100″」の意味が分からない方は、エクセルで用いられる15個の演算子総まとめの比較演算子の説明をご覧ください。

⑶ COUNTIF関数の使用例

前回の記事、空白セルをカウントするCOUNTBLANK関数の使い方では、未入金データのみが空欄であることを前提に、COUNTBLANK関数を用いて未入金データの総数を調べました。今回も同じ前提を置いた上で、COUNTIF関数を用いて未入金の件数が合計いくらになるのか調べてみましょう。

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⑷ まとめ

COUNTIF関数は「条件に合うセルの個数を求めるときに使う」これだけしっかり覚えましょう。具体的な操作を確認したい方は、以下の動画をご確認ください。ありがとうございました!


関連動画:COUNTIF関数について

第10回のおさとエクセルYouTubeレッスンでは、COUNTIF関数の基本的な使い方について解説しています。ぜひ復習にお役立てください。

1. COUNTIF関数の引数について(00:21)

検索条件を指定する方法、文字列のときはダブルクォーテションで囲むんでしたね!今回も文字列データ「”参加”」と打つことで、同窓会の参加者が何人いるかを割り出しています。

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2. あえて、COUNTA関数とのコンビネーション(01:41)

後半では不参加者の人数を求めていますが、COUNTIF関数だけで求めるのも芸がないので、あえてCOUNTA関数と組み合わせてみました。全体(参加者と不参加者の合計数)から余事象(参加者数)を引くことで、求めたいデータ(不参加者数)を算出しています。いろんなアプローチで正解を導けるようになることは、エクセルの関数をマスターするための必要条件です!

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全編動画はお家のパソコンでゆっくりどうぞ。

よく使う統計関数シリーズ、最後の動画です。

次回は「おさとエクセル【#011】TODAY関数の使い方(基本)」と題したビデオのダイジェスト版を配信予定です。お楽しみに。へばの!

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